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執筆日記6

[2006-12-16 01:24] 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: IPv4アドレス空間での自分の位置をビジュアライズ。 なるほど、ヒルベルトの空間充填曲線(Hilbert Curve -- from Wolfram MathWorld)を使ってるわけですね。 確かに、1次元のものを2次元にマッピングする方法の中で、 1次元空間上での隣接関係を保つものというと充填曲線を使うのが一番スマート。 僕がゲノム配列でこれをやったときは、半端なあまりが出てうれしくなかったけど、 IPアドレスは4の累乗だからきれいにマッピングできるんですな。
= オライリーの「Jython Essentials」はJython2.1が出た4ヶ月後の出版だけど、 Jython2.0に基づいていて現状に則さない記述がある。 だから2月出版の僕の本についさっき出たJava6.0に関する言及がなくても別に許されるよね?

ちなみに現状に則さない記述の一つは「JythonにはJavaのビットXOR演算子(^)に相当するものがない」 ってもの。同じ形で同じ機能の演算子がJython2.1にはあります。


= どうして人間には眉毛があるんだろう。 考えているとついついむしってしまう。
= 長年キーボードで文章を書いてきて、 今や手書きよりキーボードの方が格段に早いわけです。 手書きなんてもうしなくなるだろうと思っていたわけです。 でもキーボードに向かって書いていて行き詰まり、 布団に入ってメモ用にA4裏紙とペンを持ち込んで 眠くなるまでJython本を読んでいたら、 なぜか文章が書けたりする。

車に乗った方が、歩くのよりもだいぶ早い。 車の良さを知ってしまうとどこへ行くのにも車に乗りたくなる。 しかし車だけに乗り続けていると、 車の入れない山道に咲く小さな花に気づくことはできない。 脚力も弱ってしまう。

車を使ってもよいケースに車を使うのは悪いことではないが、 車が便利だからといって車を使えるところばかりに行っていてはいけない。 便利なツールを使うことで、生産性は上がるが、 そのツールを使えることだけをやるようになってしまってはいけない。

Pythonは便利だけど、Pythonでできることばっかりやっていてはいけないんだ。 コンピュータは便利だけど、コンピュータでできることばかりやっていてもいけない。

つまり僕は休日に閉じこもってキーボードを叩いてないで、 もっとコンピュータで扱えないようなことをするために外に出るべきなんだと思う。 この原稿が仕上がって来年くらいになったらそうしよう。


= 19時にスーパーに行ったら唐揚げつめほうだいで300円というイベントをしていた。 喜んでイカリングと唐揚げをプラスチックのパックにぱんぱんになるまで詰めて、 晩ご飯を食べた帰りにスーパーに寄ったにもかかわらずにおいに惹かれていくつか食べてしまい、 おなかいっぱいで眠い。
= 寝て起きたらつけっぱなしていたテレビで秋山仁がパズルを解いていた。 チョコレートの一番角っこを取った人が負け。 横でそれを見ていたいとこに(注:まだ頭が寝ています) 「じゃぁこの板チョコで似たようなゲームをしよう。 チョコーレートを受け取った人はすきなところで割って相手に渡せる。 角のチョコを受け取った人はゲームの終了を宣言することも、 また持っているチョコレートを割って相手に渡すこともできる。 ゲームの終了時に角のチョコを持っていた人が、 自分の持っているチョコを自分のものにするか、 相手の持っているチョコを自分のものにするかを選択することができる」 と持ちかける。 いとこはしばらく考えて、テレビでやっていたパズルの解法通り正方形に割ったので 「テレビに引っ張られすぎ。 僕はここでゲームの終了を宣言してこのもらった大きいチョコを自分のものにする」 と言った。

いじめだよね。 半分に割って渡すのが最良の手なんだけど、そもそもいとこに先手を押しつけている時点で いとこが半分よりたくさん手に入れることはできない。


= PythonとJavaの型変換早見表を作ろうと思ったのだけど、1対1対応じゃないので難しい。 PyIntegerはIntegerと対応するけども、PyLongはlongじゃない。 longはIntegerの範囲を超えているので、Python世界に持ち込むとPyLongになる。 しかしPyLongをJavaのlongに入れられるかというと…。 PyLongはあえて対応させるならjava.math.BigIntegerなんだが…。 それをどう表現すれば見やすい図になるのだろうか。
= NHKが「自閉症やADHDなどの発達障害児は 小中学校の通常クラスに6.3%程度いる可能性がある」 と報道してますねぇ。 決して多数派ではないけども、稀なわけではない。 「発達障害」という言葉は、なにか「正しい状態」があって、 そこからある程度劣った状態であることを連想させる。 コミュニケーション能力とか集中力の制御能力に限定して言えば 確かに劣っているのだけど、 発達障害という言葉は全面的に劣っているようなイメージを抱かせやすい。
= Matzにっき(2006-12-06)。 「ある言語のユーザーの中に、 自分にとって不快な言動をする人がいる」ということを 言語自体や言語のユーザー全体をけなす理由にするのは反感の元だと思います。
しかし、今回のことで「Lispが広まらないのには括弧以外の理由があるのかもね」と強く感じた次第である。
まぁ、そう感じるのは個人の自由ですけど、わざわざそんなこと書かなくてもなぁと感じた次第です。 僕は以前、とある熱狂的なRubyユーザに 「なんで日本人なのにRubyつかわないの?非国民!」 みたいなことを言われたことがあります。 その後しばらくは「絶対にRubyなんか使わない」と怒っていました。

言語Xのユーザーは、特に有名なユーザーは、 同じ言語Xのユーザーから言語Xを使わないことを理由になじられたりはしません。 だから「言語Xを使わないことをなじる言語Xのユーザー」がいないと感じてしまうんでしょうか。 実際にはどんな言語にもそういうユーザーはいるのであって、 彼らの言動を無視するスルー力が必要なのかも知れません。

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